【2021年7月5日地震情報&予測】動的に安定感のある地震活動状況
先週末は梅雨前線の作用が強まり、大雨によって「電車の運行」「土砂崩れ災害」など様々な影響が生じています。
今日も梅雨前線がとても活発な状態が継続。大雨の影響に要注視で過ごしていただければと思います。
目次
本日2021年7月5日の地震活動傾向!
本日2021年7月5日は辛丑の「赤口」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
先週末(3日~4日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
先週末は梅雨前線が強まる気象環境に。地震活動は抑制力を受ける形となりました。
想定していたように梅雨前線の影響が少なめな地域(東北太平洋側・北海道周辺)で適度な地震エネルギーの発散が行われる流れに。
下記のような複数の中規模地震が発生しています。
*7月4日 22時32分 奄美大島北西沖 M4.6
*7月4日 15時35分 茨城県沖 M4.2
*7月4日 02時20分 浦河沖 M4.1
*7月4日 01時24分 岩手県沖 M4.0
*7月2日 17時15分 宮城県沖 M4.3
いずれの地震も中規模地震としては、小さめの動き。直接的な作用は小さく、今後への影響もないものと判断しています。
ちなみに、メルマガ上にて経過観察中の下記地震予測に対応した中規模地震が含まれています。
*「宮城沖」を中心とした円形範囲
*M4.2~M5.5程度
*30日~7月6日まで
↓
■対応地震の発生
*7月2日 17時15分 宮城県沖 M4.3
*北海道南部・東部沖周辺
*M4.2~M5.8程度
*2日~6日まで
↓
■対応地震の発生
*7月4日 02時20分 浦河沖 M4.1
ここ数日間は動的に安定感のある地震活動状況が続いています。梅雨前線の影響がある気象環境が続く間は、地震活動に大きな変化はなく推移するのではと考えています。
本日(2021年7月5日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」にて本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日も日本列島上空に梅雨前線が位置する気象環境に。地震活動に大きな変化はなく、適度な地震エネルギーの発散が継続するものと考えています。
昨日同様に梅雨前線の作用が少ない下記地域で適度な地震エネルギーの発散が行われていくものと推測。
*沖縄県周辺
*小笠原諸島・伊豆諸島周辺
*東北太平洋側周辺
*北海道周辺
本日も揺れる程度の中規模地震(小さめ)が表面化してくる可能性を念頭にしておいていただければと思います。(あまり気にする必要はありません)
地震活動は動的に安定感のある状態を維持する見込みです。
地震前兆の有無
現在、梅雨前線の影響下ですので「体感感覚」はあてにならない状況。とはいえ、昨日から今朝にかけて地震前兆と思える要素は見当たりませんでした。