【2021年3月22日地震情報&予測】「宮城県沖M7.2」の検証報告
想定通り、今年は桜の開花が早まっています。茨城県では昨日(21日)桜の開花を確認。2002年と並んで、観測史上一番早い記録となったとのこと。
今年は今後も「生命の育み」が早送りで促進される流れとなるのではと思っています。
目次
本日2021年3月22日の地震活動傾向!
本日2021年3月22日は辛丑の「大安」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
先週末(20日~21日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
先週末は全体的な地震活動に大きな変化はなかったものの、複数の中規模地震が発生することとなりました。
*3月20日 01時50分 熊本県熊本地方 M4.0
*3月20日 02時28分 房総半島南方沖 M4.2
*3月20日 09時26分 岩手県沖 M4.7
*3月20日 18時09分 宮城県沖 M7.2
*3月21日 01時03分 種子島近海 M4.4
*3月21日 04時33分 三陸沖 M4.5
*3月21日 06時56分 福島県沖 M4.2
ちなみに上記地震の中で「熊本県熊本地方 M4.0」「房総半島南方沖 M4.2」「岩手県沖 M4.7」は経過観察中の地震予測に対応した中規模地震となっています。
*熊本県・大分県・佐賀県・福岡県周辺
*M4.0~M5.3程度
*16日~22日まで
↓
■対応地震の発生
*3月20日 01時50分 熊本県熊本地方 M4.0
*茨城県・福島沖・宮城沖・岩手沖周辺
*M4.2~M5.8程度
*18日~23日まで
↓
■対応地震の発生
*3月20日 02時28分 房総半島南方沖 M4.2
*3月20日 09時26分 岩手県沖 M4.7
なんといっても、「今後への影響」の観点から特筆しておきたいのが「宮城県沖 M7.2」です。
「宮城県沖 M7.2」の検証報告
まずは流れをおさらいしておきたいと思います。
20日朝に「岩手県沖 M4.7」というプレート境界型地震が発生。この地震活動を検証した結果として、周辺エリアでの誘発地震の可能性があるものと推測していました。
そして当日夕方以降に「宮城県沖 M7.2」が発生することに。当初は「岩手県沖 M4.7」による影響で誘発された地震と捉えていましたが、検証を進めた結果・・「宮城県沖 M7.2」は誘発地震ではなく、別の要因(具体的にはメルマガにてお伝えしています)にて生じた地震と判断しています。
「宮城県沖 M7.2」が発生当時からいくつか”違和感”を感じていました。
そんな要素のひとつが
*地震規模(M7.2)に対して放出された地震エネルギーが小さい(少ない)
ということ。まあ、「自然に生じた地震ではない」と考えれば十分納得できました。
沿岸部周辺での震源域&大規模地震(M7.2)だったことを考えれば、普通はもっと大きな被害が生じてもおかしくはないのですが、幸いにも人的被害はほぼ無し(数人のケガ程度)でした。
1)「宮城沖周辺」での余震に注視!
本震(宮城県沖 M7.2)発生以降、すでに多数の余震が発生しています。
少々地震の仕組み的には複雑さがあるのですが・・基本的には太平洋プレート内部で生じた「断層型地震」と推察。ゆえに、しばらくの間余震が継続するものと考えられます。
少なくとも一週間程度(~27日)は中規模の余震が複数発生することを念頭に注視しておいていただければと思います。
2)誘発地震の可能性
大規模地震(M7.2)だったわりには、地震エネルギーの放出が少なかったので、今後への影響も大きくはないものと判断しています。
基本的には「揺れ」による影響が注視対象に。(具体的な地震想定・地震予測はレジまぐ版メルマガにてお伝えしています。)
本日(2021年3月22日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
昨日、雨をもたらした前線が東海上へと抜けることから、本日は気象環境・自然エネルギー環境共に大きく変化することに。
昨日と比較して本日は地震が表面化しやすい気象環境となりそうです。
本日、まずは注視しておきたいのが
*「宮城沖周辺」での余震活動
*「宮城県沖 M7.2」による誘発地震の可能性
です。
推移をしっかりと観察。地震前兆・予兆の有無に注視しておきたいと思います。
また、昨日夕方以降になって少し変化を感じるようになってきているのが「フィリピン海プレートの動き」です。
フィリピン海プレート動がさらに促進されていくようだと、地震活動も促進&表面化してくることに。フィリピン海プレート動向に注視と考えています。
地震前兆の有無
先週末に「耳鳴り系体感」を感知することができています。地震前兆を感知した可能性があるものと判断。「宮城県沖 M7.2」の影響を受ける形で地震前兆が生じてきたのかもしれません。
関東周辺での中規模地震(揺れる程度)の可能性に注視しておきたいと思います。