「北海道西方沖 M5.6」の余波【2021年1月14日】本日の地震活動傾向
一昨日の雪・みぞれの寒さから一転して昨日日中は暖かな日差しを感じることができました。本日はさらに関東周辺にて日中の暖かさが増す見込みです。
少々短期間での「気温変動」が生じる形となりますので、地震活動への影響にも注視しておきたいと思います。
目次
本日2021年1月14日の地震活動傾向!
本日2021年1月14日は辛丑年の「先勝」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(13日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日も地震活動に大きな変化はなく、適度な地震エネルギーの発散が継続しています。
そんな中、予定通りの動きとなりますが一昨日に発生した「北海道西方沖 M5.6」の余波となる誘発地震(中規模)が複数発生しています。
*1月14日00時57分 宮城県沖 M4.0 震度2
*1月13日13時45分 福島県沖 M4.3 震度1
いずれも、地震活動としてまったく気にする必要はない動き。もちろん今後への影響もないと判断しています。
ただ、やはり「北海道西方沖 M5.6」の影響が存在している証となる動き。今後、さらなる中規模以上の地震が誘発されてくる可能性に注視しておきたいと思います。
その他、中規模地震には至っていませんが下記のような有感地震(小規模)を筆頭に「長野県中部周辺」にて複数の地震が発生しています。
*1月13日19時29分 長野県中部 M3.2 震度2
まマグマ活動に関連した地震活動と推察。今後、群発的な地震活動へと推移していく可能性もありますので、推移をしっかり観察しておきたいと思います。
本日(2021年1月14日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は「東北北部・北海道周辺」と「西日本・東海周辺」にて大きく異なる気象環境となる見込みです。「東北北部・北海道周辺」では低気圧&前線の影響が。「西日本・東海周辺」では高気圧の影響下に。
「関東周辺」では昨日よりも温かさが増す気象環境となりそうです。
このように異なる自然環境が存在することから、局地的に様々な「地震誘発要因(気温格差、自然エネルギー格差・変動、気圧変動など)」が生じる可能性があります。
その影響にて「地震活動」「マグマ活動」が活力を増す地域があるのではと推測しています。
総合的に考えると本日注視要素となるのが
*マグマ活動の促進(関連する地震活動)
*自然エネルギー格差の影響(地震誘発要因)
*「北海道西方沖 M5.6」の余波
です。
全体的な地震活動傾向としては、本日も大きな変化はないかと。ただし、上記要素の対象エリアでは地震活動の促進&誘発の可能性に注視と考えています。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たな地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。