抑制の反動として深発系地震が増加!【2021年1月13日】本日の地震活動傾向
昨日、ここ神奈川県でも雪・みぞれがチラツキましたが、本格的な雪とはならずに済んで何よりでした。都心部にて雪が降り積もってしまうと何かと大変ですからね。(関東は雪に弱いので)
目次
本日2021年1月13日の地震活動傾向!
本日2021年1月13日は辛丑年の「赤口」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(12日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日は東海・関東南岸沿いを低気圧&前線が通過。関東周辺でも雪・みずれが確認されるお天気となりました。
強い【水】の影響にて予定通り、地震抑制力が生じる環境に。ただ抑制力が存在する時間は短めでしたので、地震発生数に大きな変化はなく推移しています。
とはいえ、抑制力が強まったことで早々に「反動」が生じることとなりました。地表面付近での地震活動が抑制されたことで、深部での動き(深発系地震)が顕在化することに。
下記のような中規模地震(大深発系)が発生しています。
*1月12日11時40分 北海道西方沖 M5.6 震度2
*1月12日12時56分 三重県南東沖(愛知沖) M4.4
「三重県南東沖(愛知沖) M4.4」に関しては、特に気になる要素は見当たらず。今後への影響もないものと考えますが・・。
「北海道西方沖 M5.6」は今後への影響が生じる可能性があるものと推測しています。
「揺れ」「地震エネルギー」共に「宮城沖~北海道太平洋側」の広範囲に伝達されており、今後(一週間以内が目安)当該エリアにて複数の地震が誘発されてくる可能性があるものと考えています。
中規模地震が誘発されてくることを念頭に、推移を観察していきたいと思います。
本日(2021年1月13日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は多くの地域で天気が回復。気象環境が変化する見込みです。
昨日【水】が強まる自然環境にて地震活動に抑制力が働くこととなりましたが、本日は抑制力が消滅。全国的に抑制の反動に注視が必要な一日となりそうです。
昨日と比較すると本日は有感地震(揺れる程度の中規模地震も含む)もやや増加するのではと思っています。
「九州周辺」では徐々に高気圧環境下となる可能性が。短期間での自然環境変動によって地震活動が誘発される流れとなるかもと推測しています。
本日、注視すべき要素となるのが下記です。
1)「北海道西方沖 M5.6」の影響(誘発地震の有無)
2)「東海・関東周辺」での自然環境変化(抑制反動)の影響
3)「九州周辺」での自然環境変動の影響
上記に関連した予兆・前兆の有無を中心に観察しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たに地震前兆と思える要素は感じられていません。
ただ、今後地震活動が誘発される可能性を感じさせる要因(抑制の反動など)が複数存在していますので、予兆・前兆が生じてくる可能性に注視しておきたいと思います。