紀伊半島沖周辺での太平洋プレート変動【2020年12月29日】本日の地震活動傾向
今回の年末年始は社会的に「感染症」の影響が大きなものとなりそうです。ただ、個人的な「過ごし方」としては、ほぼ例年と変わらない年末年始となる予定。
違いとしては三が日の初詣を控える(延期する)だけ。もともと年末年始は「家で過ごす」ことを重視しておりますので、今回も変化はなさそうです。
目次
本日2020年12月29日の地震活動傾向!
本日2020年12月29日は庚子年の「先勝」。そして「シャンソンの日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(28日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日日中、地震活動の全体的な傾向としては地震発生数が少々減少する流れとなりました。夕方以降になると自然環境が変化。東日本を中心に地震活動も少し表面化の流れに戻りつつあります。
そんな中、昨夜から今朝にかけて大きな変化を見せたのが
*紀伊半島沖・愛知沖・静岡沖周辺での太平洋プレート動
です。
下記のような大深発系の中規模地震の他、複数の大深発系地震が発生しています。
*12月29日04時24分 和歌山県南方沖 M4.4 震度1
「紀伊半島沖・愛知沖・静岡沖周辺」の深部にて太平洋プレートの動きに変動が生じています。
今後、この太平洋プレートの深部での変動が浅部での地震活動へと繋がっていく可能性があるものと推測。今後の動向に注視しておきたいと思います。
上記以外に下記のような中規模地震も発生しています。
12月29日01時15分 福島県沖 M4.0 震度2
12月28日20時37分 西表島付近 M4.3 震度2
ここちらはいずれも単発の動き、特に気になる要素はなく、今後への影響もないものと判断しています。
本日(2020年12月29日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日、午後以降になると西から天気が下り坂となる見込みです。徐々に地震が表面化しにくい気象環境へと変化していくものと考えています。
観察対象という意味で最も重視しておきたいのが
*紀伊半島沖・愛知沖・静岡沖周辺での太平洋プレート変動推移
です。
深部での動きですので、浅部での地震活動へと繋がっていくのには、通常数日間以上のタイムラグ(時間差)があります。ゆえに、太平洋プレート変動に伴う地震活動が本格的に表面化してくるのは「31日以降」となるものと推察しています。
ただ
早朝に発生した「和歌山県南方沖 M4.4」の”揺れ”の影響が「茨城県・福島県周辺(沖合を含む)」に生じてくる可能性があるものと考えます。
全体的な傾向としては、地震が表面化しにくい環境となりそうですが
*茨城県・福島県周辺(沖合含む)
では、地震活動が表面化傾向となるものと推測しています。揺れる程度の中規模地震の可能性も念頭にしておきたいと思います。
今回の「和歌山県南方沖 M4.4」にて少々気になるのが、こちら(【金陰土陽の年】2021年地震活動予測!)のコンテンツにて記している大規模地震予測に繋がっていく可能性です。
もちろん、「和歌山県南方沖 M4.4」が予兆というわけではありません。ただ、来年1月は大規模地震が発生しやい自然環境(自然エネルギー環境)となるものと推測しているからです。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たに地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。