地震抑制の反動に要注視!【2020年10月12日】本日の地震活動傾向
台風14号は、なんとUターン。勢力を落とした状態で南海上へと離れっていっています。台風の直接的な被害は少なく済んでなによりです。
ただ今後の地震活動&火山活動への影響に関して、引き続き注視が必要と関考えています。
目次
本日2020年10月12日の地震活動傾向!
本日2020年10月12日は庚子年の「先負」。そして「石油機器点検の日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
先週末(10日~11日)の地震活動状況
※先週末、中規模地震は発生していません。
先週末は台風14号の影響を受けることとなりました。上陸することはなく、海洋部を推移したことから、内陸部への影響は少なかったと判断しています。
台風の直接的な影響を受けている間、地震活動は抑制傾向となりました。それでも完全に地震発生がなくなるのではなく、適度な地震エネルギーの発散は継続しています。
特に台風の直接的な影響は届かなかった「東北太平洋側・北海道周辺」にて地震(微小・小規模)が表面化しています。
昨日夕方以降になると台風の直接的な影響が消滅。再び全国的に地震活動が表面化傾向へと転じてきています。
本日(2020年10月12日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は「西日本」で晴れ、「東日本」「北日本」では雨・雨模様の天候となる見込みです。「東日本・北日本」ではやや地震が表面化しにくい気象環境となりそうです。
本日、注視要素となるのが
*抑制されていた地震の反動
*台風による地震活動・火山活動への影響
です。
抑制されていた可能性があるのが
*伊豆諸島周辺・関東内陸部での地震活動
となります。
すでに地震活動が表面化傾向へと転じる兆しが見えていますので、本日の地震活動動向に注視しておきたいと思います。
台風による影響としては、いくつかありますが中でも「プレート活動の促進」に注視しておきたいと思っています。フィリピン海プレート・太平洋プレートともに動き促進される可能性があります。
まずは予兆・前兆の有無をしっかり観察の上、見極められればと思っています。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。