長野県周辺での群発地震動向【2020年5月21】本日の地震活動傾向
昨日は関東周辺にて、天気予報の想定よりも気温が低い環境となりました。空気冷たく、寒さを感じる一日に。
今日も「東日本」では雨・雨模様のお天気が続く見込み。「西日本」「北海道周辺」では昨日に引き続き晴れのお天気となりそうです。
目次
本日2020年5月21日の地震活動傾向!
本日2020年5月21日は庚子年の「友引」。そして「小学校開校の日」なんだそうです。今は学校も自粛休校中。早く学校活動が再開となるといいですね。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(20日)の地震活動状況
昨日は想定していたよりも【水エネルギー】の作用が強まるとともに、その影響範囲も「東北日本海側エリア」にとどまらず、広がりを見せる環境となりました。
その結果、地震活動が表面化傾向となったのは
*伊豆諸島・関東・茨城沖~岩手沖周辺
の主に太平洋側海洋部エリアのみとなっています。
一昨日(19日)は複数の中規模地震が表面化しましたが、昨日(20日)は中規模地震の発生はなし。特に目立った動きもありませんでした。
ただ、そんな中でも地震活動に下記2つの気になる要素がありました。
1)「長野県・岐阜県周辺」での群発地震の急激な変化
2)「東京湾周辺」での群発的な地震活動
1)「長野県・岐阜県周辺」での群発地震の急激な変化
一昨日(19日)複数の中規模地震(5回)を含め合計「37回」もの有感地震が発生・再燃した「長野県・岐阜県周辺」での群発地震ですが。
昨日(20日)は急激に有感地震が減少。日中は有感地震発生数は「0」となりました。
ようやく、昨夜以降に有感地震(2回)が表面化する流れとなっています。
今日の地震活動推移を検証すると・・長野県周辺での群発地震活動動向に少々違和感を感じることに。昨日再燃したばかりの群発地震が今日になって、有感地震が「0」に。この出来事に関する見解は明日のメルマガにて伝えられればと思っています。#地震情報
— ポッポ体感地震予測日記|地震研究25年の建築士 (@poppojishin) May 20, 2020
まあ、昨日「長野県周辺」でも【水エネルギー】の影響が強まり、地震抑制力が生じた可能性がありますので、単純に「地震活動が抑制された」と考えることもできます。
ただ19日の群発地震発生状況(数など)を考えると日付をまたいで即、有感地震がなくなるというのは、少々違和感を感じてしまうことに。
もしからしたら他にも何か要因が存在する可能性も。(詳細な見解は今朝のレジまぐ版メルマガにてお届けしています。)
2)「東京湾周辺」での群発的な地震活動
すべて小規模地震にて目立った動きがあるわけではないのですが、少々気になるのが
*「東京湾周辺」にて発生してきている群発的な地震活動
です。
昨日日中から今朝にかけて、下記のような有感地震が連鎖しています。
*5月20日14時54分 東京湾 M2.9 震度1
*5月20日15時00分 東京湾 M2.9 震度1
*5月21日01時49分 東京湾 M2.6 震度1
*5月21日02時07分 東京湾 M3.5 震度2
*5月21日03時05分 東京湾 M3.1 震度1
まあ、あくまでも小規模地震ですので気にする必要はないと言えば無いのですが。
少し気になるのが地震発生の仕組みです。
上記群発的地震活動はすべて
*フィリピン海プレート上境界面周辺でのプレート境界型地震
と推察されること。
一昨日あたりから「太平洋プレートの動き」が促進されていますので、太平洋プレートの境界面周辺での地震であれば、納得できるのですが
「フィリピン海プレートの上境界面周辺」での出来事となると、太平洋プレート動の直接的な影響とは考えられません。
と・・なると他に何か要因となるものが存在することに。
いくつか要因候補が念頭にありますが、まずは本日の推移・動向をしっかり観察しておきたいと思います。
本日(2020年5月21日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日も昨日と気象環境は大きな変化はなし。「東日本」では雨・雨模様。「北海道」「西日本」では晴れのお天気となる見込みです。
ただ「西日本」・・特に「九州周辺」では【水エネルギー】の影響は緩むものと推察。昨日よりかは地震活動がやや表面化しやすい気象環境となるのではと考えています。
「日本海側エリア」では昨日同様に本日も”抑制力”が存在する環境に。地震活動は抑制傾向にて推移するものと考えます。
「東日本太平洋側エリア」では、こちらも昨日同様に地震活動は表面化傾向を維持するものと推察。適度な地震エネルギーの発散が行われるものと推測いたします。
今日の一番の観察ポイントが
*「長野県・岐阜県周辺」での群発地震動向
です。
再び群発地震が表面化・増加傾向となるのか、それとも抑制されている?状況がまだ続くのか・・。
今日の推移を観察する中、「抑制の要因」を見極めていければと思っています。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて地震前兆と思える要素は見当たりませんでした。
ただ、ここまでの推移にて「地震活動の連鎖(地震活動の誘発)」の可能性などが考えられる地域が複数存在しています。(メルマガ上では複数の地震予測を経過観察中)