長野県周辺での群発地震が再点火【2020年5月19】本日の地震活動傾向
昨日「西日本」に雨をもたらした雲が今朝は「東日本」へと移動。本日は東日本にて雨の一日に。
「西日本」では天気が回復するも低気圧の影響が残る気象環境となる見込みです。
目次
本日2020年5月19日の地震活動傾向!
本日2020年5月19日は庚子年の「赤口」。そして「チャンピオンの日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(18日)の地震活動状況
昨日も想定通り地震活動に大きな変化・変動はありませんでした。
「西日本」では低気圧環境の影響が強まる中、地震活動はやや抑制傾向となりました。
反面「東日本」では、少々抑制の反動が表れる形に。地震活動は表面化傾向を維持する中、下記のような中規模地震も発生しています。
*5月18日12時00分 宮城県沖 M5.2 震度4
上記は太平洋プレート動にて誘発されたプレート境界型地震。
昨日のブログ記事で取り上げているように地震活動が活発化(表面化)する可能性があると推測していた注視対象エリアで生じた地震活動となります。
地震の直接的な影響はあまりなく、特に気になる要素も見当たりません。
ただ、今後への影響(主に地震エネルギーの伝達による影響)がありそうです。
今週末にかけて、太平洋プレートの周辺エリアにて中規模地震が誘発されてくる可能性に注視しておきたいと思います。
また「富士火山帯周辺のマグマ活動促進」の影響が長野県周辺にて続いている群発地震活動を再点火する形となりました。
*5月19日02時01分 岐阜県飛騨地方 M4.8 震度3
夜中に上記のような中規模地震が発生。この地震を起点として、再び多数の微小・小規模地震が群発発生しています。
まあ、十分想定内と言える出来事。現時点では特別視する必要はないものと考えています。
ただし、引き続き周辺エリア(岐阜県・長野県・群馬県周辺)での火山活動の可能性(噴火活動)には注視が必要となります。
本日(2020年5月19日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は雲が東日本へと移動。「東日本」にてやや地震が表面化しにくい気象環境となるものと考えています。
対して「西日本」では天気が回復。雨の影響はなくなるものの低気圧の影響は残る気象環境に。本日も地震活動に大きな変化はなさそうです。
とはいえ「西日本」にて地震活動がやや表面化傾向へと転じてくるものと推察。同時に
*フィリピン海プレートの動向
にも注視しておきたいと思っています。
昨日は低気圧の影響が強まりましたので、フィリピン海プレート動に変化はありませんでしたが、本日の状況によって、今後本格的なプレート促進へと移行していくかどうかが見極められればと。
そういう意味で
*鹿児島県・宮崎沖周辺
*紀伊半島西部・大阪湾周辺
での地震活動動向に要注視となります。
対して「東日本」では低気圧の影響力が強まる気象環境に。適度な地震エネルギーの発散は続くものと考えますが、地震発生数はやや減少傾向となるかもしれません。
それでも「太平洋プレート」は促進傾向にて推移中ですので、太平洋プレート動に関連した地震活動に注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。