「瀬戸内海中部での地震(M4.5)」の今後への影響有無は!?【2019年11月27日】本日の地震活動傾向
昨日から今月の地震注意期間(26日~29日)に突入しています。午後になって、移動性の高気圧環境下となったこともあり、「瀬戸内海周辺」にて中規模地震が発生いたしました。
本日は「瀬戸内海周辺」で生じた中規模地震の検証を中心にお伝えしたいと思います。
目次
本日2019年11月27日の地震活動傾向!
本日2019年11月27日は己亥年の「大安」。そして「組み立て家具の日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(26日)の地震活動状況
昨日は午後になって、全国的に移動性高気圧環境下となりました。「風・金エネルギー」の変動も徐々に高まってきています。
太平洋プレートの動きは相変わらず活発で、昨日も複数の大深発系地震が発生。深部にてプレート変動が続いています。
太平洋プレート動に関連した地震活動も表面化傾向にて推移。適度な地震エネルギーの発散も継続することに。
また、想定していたように「内陸部での断層型地震」も表面化傾向となりました。
そんな中、西日本にて下記のような中規模地震が発生しています。
*11月26日15時09分 瀬戸内海中部 M4.5 震度4
上記地震に関して、少し掘り下げて検証してみたいと思います。
「瀬戸内海中部 M4.5」の検証&今後の影響の有無など
*11月26日15時09分 瀬戸内海中部 M4.5 震度4
上記中規模地震は、中央構造線(大断層)周辺にて発生した断層型地震。大陸プレート(ユーラシアプレート)の内部、浅部での断層型地震となります。
西日本エリアで中規模地震が発生すると、すぐに「南海地震」「東海地震」などを連想してしまう方が少なくありませんが、それらプレート型地震とはまったくの無関係。
プレート型地震への影響はないものと判断しています。
地震の仕組みとしては、「 中央構造線(大断層) 」が動いたわけではなく、地殻内圧力変化に伴い、 中央構造線(大断層) の北側エリアのユーラシアプレート内部にて、断層破壊(地震)が起きたいものと推察しています。
仕組み的には、「島根県・広島県・岡山県・鳥取県周辺」の内陸部にて時折発生する内陸断層型地震と同じ仕組みと考えられます。
地震活動自体は、あくまでも「M4クラス」の動きですからね。まったく気にする必要はない動きと言えます。
ただ、今後の影響を検証すると下記2つのポイントに注視が必要と考えられます。
*「瀬戸内海中部 M4.5」の”揺れ””地震エネルギー”が中央構造線に沿って、伝達された可能性。
*「九州北部~山陽山陰エリア」にて、地殻内の圧力変動が生じている可能性。
現時点では、上記2要素の可能性を念頭にしておく必要があるものと考えています。
※今朝のレジまぐ版メルマガにて、上記2つの要素に対する地震予測(観察用)情報を配信しています。
大きな作用ではないものと推察していますが、いずれにしても、今後一週間程度は、「瀬戸内海中部 M4.5」の余波に注視しておきたいと思います。
本日(2019年11月27日)の地震活動傾向
今朝は、早くも高気圧は去り、西から徐々に複数の低気圧が迫る気象環境となっています。
本日は全国的に雲の多い、雨模様のお天気となる見込み。やや地震が表面化しにくい気象環境となりそうです。
ただ、自然エネルギー環境的には、現在自然エネルギーの移行中にて、徐々に「風・金エネルギー」の変動が高まりつつある状況。
*内陸断層型地震の誘発
*プレート動きの促進
の作用が加わる自然環境となっています。本日は、今月の地震注意期間の二日目でもありますしね。
基本的に、地震活動に大きな変化・変動はないものと思いますが、本日も適度な地震エネルギーの発散が継続されるものと考えます。
内陸断層型地震としては
*兵庫県・大阪府・京都府~岐阜県・長野県周辺
太平洋プレートに関連した地震としては
*茨城沖・福島沖・宮城沖周辺
*関東東方沖~三陸沖周辺
*北海道東部沖周辺
にて、地震活動が活発化・表面化傾向にて推移するものと推測しています。
複数の有感地震(中規模を含む)が表面化してくるものと念頭にしておいていただければと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たに地震前兆と思える要素は感じられていません。昨日は体感的にも特に取り上げるべき要素はありませんでした。
ただ、自然状況・地震活動状況から、気になる要素は複数存在。注視すべきエリアは存在しています。
組立家具の日
本日は「組立家具の日」です。
いまでは、当たり前となっている組立家具。その起源となった「カラーボックス」を考案した人の誕生日にて、記念日が設定されたとのことです。
現在では、組立家具も進化。ニトリやIKEAなどでは、様々なデザイン・仕様の組立家具が販売されています。
ただ、それらの組立家具は「自分自身で工作・組立を行う」もの。同じ家具でも、組立方次第で、”強度・耐久性”に大きな差が生じてしまうのが課題となっています。
そもそも「北欧諸国」は地震が少ない代表的な地域のひとつ。
スウェーデンなどでは、そもそも年間通じて、マグニチュードが記録できるような地震ですらか、数回観測できるかどうかというほど、地震が発生しにくい地域となっています。
ですから、基本的に北欧の組立家具は「地震対策など」ほぼ想定外となっています。
対して、日本は「M3以上」の地震だけでも、毎年「約4800回程度/年」は発生借るほどの地震大国。
”家具”にも、地震に対する強度・耐久性が求められます。
実際近年では、私も建築士として原則的に「高さのある(H=1.2m以上)既製品の置き家具」の設置は推奨していません。
リビングや寝室などに、高さのある収納家具を設けたいときは、「セミオーダーの造作家具」を勧めています。(セミオーダー家具とは!?私がおすすめできるセミオーダー家具業者も紹介しています。)
セミオーダー造作家具の中には、地震に対する衝撃耐久性試験などを行っているものもあり、現地で組み立て設置する時に、「壁や天井への固定(ビス固定など)」をしっかり行うのが特徴。
日本においては、地震対策がとても重要な要素となりますので、組立家具を利用するときは、しっかりと「壁への固定」を行うようにしていただければと思います。