本日2017年7月10日の地震活動傾向!
今週は、本格的な火エネルギー環境となるものと考えています。週末に向けて、急激に火エネルギーが増加。暑さも厳しくなりそうですね。案外、今の季節に熱中症などを生じやすいもの。エアコンなど上手に活用しておきたい季節です。
目次
本日2017年7月10日の地震活動傾向!
先週末の地震活動状況
先週末は、梅雨前線が威力低下したことから、地震活動が徐々に表面化傾向へと転ずることとなりました。既報の通り、8日土曜日には、地震予測の対応地震も発生しています。
ただ、その後、地震活動に大きな変化は無く、現時点では、適度な地震エネルギーの発散が行われている状況となっています。
まず、その原動力となっているのが”太平洋プレートの動き”です。再び広範囲でプレート動きが促進。大深発系地震が複数発生しています。プレート動きに伴う地震活動が各地で表面化傾向に。規模は小さ目ではありますが、下記のように複数の中規模地震が発生しています。
*8日20時49分頃 福島県沖 M4.3 震度2
*8日11時00分頃 宮城県沖 M4.1 震度1
また、火エネルギーの増加に伴い”マグマ活動”がさらに活力を増しています。主に霧島火山帯周辺にて、マグマ活動が増大。関連する地震活動が表面化傾向となっています。
*8日23時45分頃 トカラ列島近海 M3.8 震度1
現時点では、上記のような小規模地震ですが、これから、中規模地震へと繋がっていく可能性は十分あるもの。推移には、注視しておきたいところです。
本日(2017年7月10日)の地震活動傾向
本日も、梅雨前線が威力低下。火エネルギーが増加傾向となっていることから、地震活動はさらに活性化していくものと推測しています。
ここまで、地震前兆と思える要素はありませんので、本日中に地震活動の大きな変動などは生じてはこないものと思っていますが、揺れる程度の地震活動が表面化してくる流れとなるものと考えています。
ここまでの地震活動状況が継続する形で、太平洋プレート周辺エリア(主に福島沖・宮城沖周辺、北海道太平洋側周辺)では、本日も揺れる程度の中規模地震が生じてくる可能性は念頭にしておきたいところ。
また、マグマ活動がさらに促進していくものと思われることから、関連した地震活動も増加するものと推察。「長崎・熊本周辺」「鹿児島周辺」「宮崎沖・大分沖周辺」それぞれで、地震活動が表面化するものと考えています。
ここまで、九州周辺では、抑制力が働いていましたので、その反動が生じてくるかどうかに、注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
ここまで、地震前兆と思える要素は感じられていません。