自然災害の避難時に役立つアイテム!「車中泊用マットレス」
自然災害(大地震など)が発生した時に生じる影響には、3つの段階が存在しています。最初のステップが、「生活物資(食料・水)の入手困難」。セカンドステップが「生活インフラ設備(ガス・電気・給排水)の供給ストップ」。
最終段階が「家を離れての避難生活」です。今回は、サードステップの”避難生活”に関するお話です。
目次
自然災害(大地震)への対策・準備は、3つの段階を意識することが大切
先に記しましたが、自然災害が発生した時に、生じる影響(生活状況)には、3つの段階があるものです。
ステップ1.生活物資(食料・水)の入手困難な状況。
ステップ2.生活インフラ設備(ガス・電気・給排水)の供給がストップした状況。
イテップ3.住居を離れて避難生活が必要となる状況。
最初(ステップ1)の段階では、災害発生後も基本的に、そのまま住居内にて通常の生活を営むことが可能な状況となります。
ただ、都市部ほど混乱が生じやすく、特に”交通・運輸”に乱れが生じることとなります。それゆえに、数日~数週間ほど生活物資(食料・水など)が入手困難となります。
次(ステップ2)の段階では、電気・ガス・給排水設備のいずれか、もしくはすべての供給(使用)がストップしている状況。そんな状況下で、生活を営むことが出来るような補完対策(準備)が必要となります。
最終(ステップ3)段階においては、住居を離れて生活することになります。「避難生活に必要な物品を持ち出し、利用できるように整えておく」ことがポイントとなります。
●自宅での生活(ステップ1.2)と避難所での生活(ステップ3)のそれぞれの準備をしておきましょう。
避難生活時に最優先課題となるのが”健康維持”です。
避難生活をすることとなった場合、最優先課題となるのが”健康維持”という要素です。避難生活を想像すると、いろいろ必要と思えるもの(欲しいと思うアイテム)が沢山出てきてしまいやすいものです。
ただ、”あったら便利”という感覚で物を揃えていても、大半はあまり役立たなかったりするもの。
避難所(車中なども含めて)で生活するわけですから、家から持ち運べる量には限度があります。持ち出す準備品は、極力、効果的なアイテムから優先的にチョイス・準備しておきたいものです。
不安な避難生活において、少しでも良質な睡眠を得るために役立つ「車中泊用マットレス」
避難生活時の健康維持要素として、ひとつ重視しておきたいのが”睡眠環境”です。近年、”食事”に関しては、避難所においても、わりと早期に物資が届きます。(もちろん、場所・状況によっては、物資がなかなか整わないこともあります。)
体調を崩す大きな要因となるのが”睡眠不足”です。不安感を感じていることや、大勢の人が集っている空間(人の視線が気になるなど)であることが、良質な睡眠を得られない大きな原因と言われています。
特に「車中での避難生活」をする場合、窮屈な寝姿勢を強いられることから睡眠部策となりやすい傾向があります。
「エコノミークラス症候群」と呼ばれる症状を発症、命を落としてしまうケースも少なくありません。
そんな避難生活に役立つアイテムとなるのがこちら(写真)の車中泊用マットレスです。
レジャー時にも快適に活用することが出来る「車中泊専用のマットレス」を車に常備。
近年、車でのレジャーにおいて、高速道路のサービスエリアや各地の道の駅などに車を停車。車の中で一晩を過ごすというスタイルも増えてきているようです。
写真は、車の中で2枚の車中泊用マットレスを敷いた状況を撮影したもの。一般的な薄いマットレスだと、座席を倒したときの凹凸がわりと大きく、波打つような状態となってしまいます。
でも、こちらの車中泊用マットレスは、厚み10cmの高密度ウレタンフォームを基材として、さらに、空気を入れることで成形されています。座席の凹凸を上手く吸収して、平らな状態を創出することが出来ます。もちろん、クッション性も豊かです。
使用していないときは、最初の写真のように、簡単コンパクトに丸めて、車の中に収納しておけるのが最大の特徴。公民館や体育館などのフローリング上でも快適な睡眠環境を継ぐ理に役立ちます。
日常的に使用している敷布団・マットレスにも車中泊に活用できるものがあります。
先にご紹介したような「車中泊用マットレス」を車の中に常備しておくのもいいのですが・・。
レジャーなどで使用する機会がない人にとっては、いつ利用するかわからない車中泊専用マットレスを購入・常備しておくのは非効率(もったいない)だったりしますよね。
そんな方におすすめなのが、”フローリング床に直置きで活用できる機能性マットレス・敷布団”を日常的に活用することです。
*フローリング床に直置きで活用できる人気の機能性マットレス&敷布団
ポイントとなるのは、『厚みが7cm以上ある』こと及び『体圧力分散機能を有している』こと。そして「床に直置き利用できるウレタンフォーム仕様である」ことです。
この条件を満たしているマットレスであれば、一人で持ち運ぶことが可能。「車の中で活用する」「避難所の床に直置きして活用する」ことができます。
一般的な「ベッド用マットレス」では持ち運べませんし、「敷布団」は案外重く、持ち運びにくい上、機能的に車の中やフローリング床上などでの利用に適していません。
*持ち運び可能
*厚み7cm以上のウレタンフォーム仕様(床置き利用可能)
のマットレスを日常的に使用。非常時には避難生活アイテムとして活用するのが効果的(効率的)ではと思っています。
実際、私も防災を念頭にこちらの床置き可能なウレタンフォームマットレス(モットン)を活用しています。これなら車中泊にも快適に利用することができますので。
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