【2021年2月19日地震情報&予測】抑制の反動と気圧変動の影響に注視!
昨日は寒さが強まりましたが、本日は低気圧の影響が消滅。寒さも和らぐ環境となりそうです。
目次
本日2021年2月19日の地震活動傾向!
本日2021年2月19日は辛丑の「友引」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(18日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日午後以降になる低気圧の影響が薄れる環境に。地震抑制力が働いていた「北日本」や「西日本の日本海側エリア」などで地震活動が表面化傾向へと転じてきています。
「福島沖での余震活動」も収束傾向にて推移しているのですが、昨日は気圧変動の影響があったことから下記のように複数の中規模地震が表面化することとなりました。
*2月18日21時43分 福島県沖 M4.3 震度2
*2月18日19時37分 福島県沖 M4.1 震度2
*2月18日15時02分 福島県沖 M4.5 震度2
*2月18日11時52分 福島県沖 M4.0 震度2
とはいえ、いずれも直接的な影響力が小さく、今後への影響もないものと判断しています。
ままあ、余震が活発化したというよりも、残っている地震エネルギーが気圧変動によって、絞り出されたといった感じで捉えています。
他にも中規模地震としては下記のような動きがありました。
*2月18日19時09分 宮古島近海 M4.2 震度1
*2月18日16時01分 浦河沖 M4.1 震度1
こちらも、まったく気にする必要はない動き。もちろん今後への影響などもありません。
本日(2021年2月19日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は低気圧の影響が消滅。昨日よりも地震がやや表面化しやすい気象環境となる見込みです。
本日を含め今後数日間注視すべき要素となるのが
*「関東周辺」での中規模以上の地震の可能性
*「気圧変動」による地震の誘発
*「地震抑制」の反動による地震活動
となります。
傾向としては「西日本」では高気圧環境下へと移行していくことから、内陸断層型地震が表面化傾向に。
「北日本(太平洋側)」では太平洋プレートの動きに伴うプレート境界型地震が表面化傾向となるのではと推測しています。
「関東周辺」では「関東周辺での地震発生が減少するかどうか」が注視ポイントに。やや規模のある地震(M6以上)が進行中の場合、震源周辺エリアでは、地震活動が抑制される傾向があるからです。
ゆえに、微小・小規模地震が増加するようであれば、やや規模のある地震(M6以上)の可能性は低くなることに。
週末は関東周辺にて気温が再び急上昇する見込みですからね。地震が誘発されやすい気象環境となりますので、地震が増加傾向となることを期待しておきたいと思います。
反面、今週末は「突破的な内陸断層型地震」が誘発されやすい環境ともなります。特に抑制力が生じていた「日本海側エリア」での断層型地震に注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日は体感感覚に大きな変化はなく、新たな地震前兆と思える要素は感じられていません。