【2021年1月29日地震情報&予測】北海道周辺で中規模地震が連鎖中
昨日、天気予報にはなかった「雪」が関東都心部でも観測されるお天気となりました。積もることはありませんでしたが、降雪の影響もあって、寒さが増しています。
同時に「関東周辺」では地震活動が抑制力を受けることに。今後の反動有無に注視しておきたいと思っています。
目次
本日2021年1月29日の地震活動傾向!
本日2021年1月29日は辛丑の「仏滅」。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(28日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日、発達した低気圧&前線の影響にて関東都心部でも「雪」が観測されるお天気となりました。と・・同時に「強い地震抑制力」が発生。
関東周辺では地震活動が抑制傾向となり、地震発生数が減少する流れとなっています。
とはいえ「太平洋プレートの動きに関連した地震活動」は依然として活発な状態にて推移。低気圧が太平洋上へと抜けて以降、日付が変わってから(24時~)現在(早朝)までに下記のように複数の中規模地震が発生しています。
*1月29日04時24分 岩手県沿岸北部 M4.2 震度2
*1月29日03時52分 北海道東方沖 M4.8 震度1
*1月29日03時24分 福島県沖 M4.1 震度2
いずれも太平洋プレートの動きに関連したプレート境界型地震。
中でも「岩手県沿岸北部 M4.2」と「北海道東方沖 M4.8」は北海道周辺を中心とした一連の地震連鎖の流れに含まれる地震と考えています。
先日発生した「胆振地方中東部 M5.4」による誘発地震と捉えています。
「北海道東方沖 M4.8」に関して、”揺れ””地震エネルギー”の作用が小さいことから、今後への影響(地震活動の誘発)はないものと判断しています。
ただ、今も北海道周辺にて太平洋プレート動が促進されていますので、本日以降も当該エリアにて地震活動が表面化傾向にて推移してくものと推測いたします。
本日(2021年1月29日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
昨日、関東周辺でも雪をもたらした低気圧&前線は太平洋上へと抜けていきましたが、本日新たな低気圧&前線が発達しながら「北日本」上空を通過していく見込みです。
昨日【水】の影響力が強まりましたが、本日は【風】の影響が強まる環境に。
西日本から北日本にかけての日本海側エリアでは、特に【風】の影響が増すものと推察。暴風雪・暴風に要注意の一日となりそうです。
発達した低気圧による「強い気圧変動」と「風の活性力」はいずれも地震誘発要因となるものと推察。地震活動への影響が生じるものと考えています。
今日においては、昨日の【水】の影響が残っており、寒さ厳しい環境が続きそうですので、地震活動が誘発&表面化の流れとなるかどうかは微妙な状況ですが、低気圧が抜けて以降(明日以降)に地震が誘発される流れとなってくるのではと推測しています。
*日本海側エリアでの内陸断層型地震(微小・小規模が中心)の増加&表面化
*太平洋プレート動に関連した地震(中規模)の表面化
を念頭にしておいていただければと思います。
また「関東周辺」で活発な状態となっていたプレート境界型地震が昨日、急激に抑制される状況に。本日以降の自然環境変化に伴い「抑制の反動」が生じてくる可能性に注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たな地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。