台風14号が接近中!台風による正負の影響【2020年10月9日】本日の地震活動傾向
台風14号が日本列島に接近中です。本日は西日本太平洋側エリア(四国・紀伊半島周辺)で台風の直接的な影響が生じる見込み。関東周辺でも間接的な影響が到達するものと考えています。
目次
本日2020年10月9日の地震活動傾向!
本日2020年10月9日は庚子年の「赤口」・そして「散歩の日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(8日)の地震活動状況
※上記「青丸エリア」が昨日、主なる有感地震(中規模地震)が発生した場所となります。
昨日も地震活動に大きな変化・変動はなく推移しています。台風14号の移動とともに自然環境は刻一刻と変化。地震活動状況も地域ごとに変化しています。
「火エネルギーの変動」に関して、昨日も注視対象としていた九州周辺にて下記のような中規模地震が発生しています。
*10月8日12時34分 トカラ列島近海 M4.2 震度3
海洋部の浅め震源域での地震。揺れや地震エネルギーの影響はあまりありませんでした。今後への影響もないものと判断しています。
一昨日は対象地域内(鹿児島県を中心とした円形範囲)にて複数の有感地震(小規模)が発生していたわけですが、昨日は上記のような中規模地震も表面化することに。
想定していたように【火】の変動が地震活動へと繋がってきていることが伺えます。引き続き、地震活動動向に注視するとともに、今後は火山活動への影響にも注視と考えています。
上記地震以外にも小笠原諸島周辺にて下記のような中規模地震が発生しています。
*10月8日19時09分 父島近海 M4.4 震度1
こちらもまったく気にする必要はない動き。今後への影響もないものと判断いたします。
本日(2020年10月9日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は台風14号がさらに接近。「西日本の太平洋側周辺(主に四国・紀伊半島周辺)」にて台風の直接的な影響が生じる見込みです。
「関東周辺」では台風の間接的な影響が生じる気象環境に。地震抑制力が生じることとなりそうです。
対して、「東北・北海道周辺」は台風の影響力はない環境に。「九州周辺」では午後以降になると台風の影響が消滅するものと推察しています。
このことから「四国~関東周辺」での地震抑制力が強まるようだと、その反動が「東北・北海道周辺」及び「九州周辺」に表れてくる可能性があるものと考えています。
特に今後の動向に要注視となるのが「九州周辺」。
現在「火エネルギーの変動(マグマ活動の活発化)」が存在している状況。そこに台風14号による直接的な影響(気圧変動・風エネルギーの活性力)が加わりますので、本日以降「フィリピン海プレートの動き」に変化が生じてくる可能性があるのではと推測しています。
*鹿児島県・宮崎県沖周辺
にてフィリピン海プレート動に関連した地震が誘発されてくる可能性に注視しておきたいと思っています。
同様に台風14号の直接的な影響が今後、地震活動・火山活動へと繋がっていく可能性があります。
台風14号の動きとともに状況は大きく変化していきますので、今後の台風動向及びその影響の有無をしっかりと観察しておきたいと思います。
今週末にかけて地震活動に繋がる可能性などを見出した時には、レジまぐ版メルマガにて随時情報をお届けできればと思っています。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、新たな地震前兆を感じることはありませんでした。体感的にも特別取り上げるべき要素はありません。