マグマ活動に関連した地震が表面化傾向に!【2020年7月22日】本日の地震活動傾向
昨日から不安定な自然環境が継続しています。今日は昨日以上に不安定さが増す気配。天気の急変などを念頭に行動していただければと思います。
目次
本日2020年7月22日の地震活動傾向!
本日2020年7月22日は庚子年の「先勝」。そして「大暑」となります。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(21日)の地震活動状況
昨日も地震活動に大きな変化はありませんでした。日中は地震発生数にも、ほとんど変化がなく推移。ただ昨夜以降になってから
*マグマ活動に関連した地震
が表面化傾向となってきています。
昨夜から今朝にかけて
*長野県周辺(群発地震)
*鹿児島沖~大分沖周辺
*鹿児島県・熊本県周辺
それぞれでマグマ活動に関連した地震が複数表面化してきています。これは想定していた出来事のひとつ。もともと活力を増していた動きが表面化のタイミングを迎えたものと捉えています。
特に「霧島火山帯周辺」にて地震活動が表面化。下記のような中規模地震が発生しています。
*7月21日17時54分 種子島南東沖 M4.6 震度1
上記は海洋部での浅め震源域での地震でしたので、直接的な影響もほぼ無く、今後への影響もないものと判断しています。
本日(2020年7月22日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
今日は昨日以上に不安定さが増す自然環境となりそうです。自然環境の変動(不安定)が地震誘発要因となるケースも。
そういう意味で昨日と比較して本日はやや地震が表面化しやすい自然環境となるものと推察しています。
とはいえ、基本的には本日も地震活動に大きな変化・変動はないものと考えています。適度な地震エネルギーの発散が継続する一日に。
本日の注視対象となるのはやはり
*マグマ活動に関連した地震動向
です。
マグマ活動に関連した地震が表面化傾向となりつつある状況。変化の初期段階時には、やや規模のある地震が生じてくる可能性があります。
そういう意味で特に「霧島火山帯周辺での地震前兆・予兆の有無」をしっかり観察・見極められればと思っています。
また、九州周辺では急激に【火】が増大している状況。必然的に
*火山活動(噴火)の可能性
も併せて注視が必要に。
*阿蘇山
*桜島
*口永良部島
*諏訪之瀬島
*霧島連山
の動向に注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて新たな地震前兆と思える要素は感じられていません。現時点で特に気になる要素もありません。