梅雨前線の影響下へ【2020年6月12日】本日の地震活動傾向
梅雨入りしていた「沖縄・九州南部・四国」そして、一昨日、梅雨入りした「近畿・中国・東海」に続き、昨日「九州北部・関東甲信・北陸・東北南部」でも梅雨入りとなりました。
ここ神奈川県でも梅雨前線の直接的な影響が感じられています。梅雨の始まり時期は「大雨」など荒れた天候となりやすいので、注意が必要に。
目次
本日2020年6月12日の地震活動傾向!
本日2020年6月12日は庚子年の「赤口」。そして「恋人の日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(11日)の地震活動状況
昨日は梅雨前線の直接的な影響のある「西日本」で地震活動は減少傾向に。梅雨前線の影響が少ない「東日本・北日本」では表面化傾向にて推移することとなりました。
ただ、いずれも特に目立った動きはなく、気になる地震活動&要素も見当たりません。「関東・東北・北海道太平洋側エリア」にて適度な地震エネルギーの発散が継続しています。
*6月12日02時09分 根室半島南東沖 M4.0 震度2
夜中に上記のような中規模地震が発生していますが、まったく気にする必要のない動き。もちろん今後への影響などもありません。
本日(2020年6月12日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日は日本列島上空に梅雨前線が存在。広く梅雨前線の影響を受けることとなりそうです。
基本的に本日も地震活動に大きな変化はなし。梅雨前線の影響が少ない「東北・北海道太平洋側エリア」にて適度な地震エネルギーの発散が継続するものと考えています。
”揺れる程度の中規模地震”も表面化してくる可能性はありますが、影響力は小さな動き。特に気にする必要はなさそうです。
「マグマ活動」にも表面的には目立った動きはありませんが、着実に活力を増しており、地震活動・火山活動に影響を与えています。
本日に限るとマグマ活動に関連した大きな動きはないものと考えますが、中期的な視野を持ってマグマ活動動向に注視しておきたいと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて地震前兆と思える要素は感じられていません。梅雨前線の直接的な影響を受ける自然環境となりましたので、今後梅雨明けするまでは「体感感覚」は封印・・といいますが、上手く活用することが出来ない状況となります。
毎年のことではありますが、地震前兆の把握・見極めが難しい季節を迎えることとなりました。