今月の地震注意期間・二日目【2020年4月24】本日の地震活動傾向
昨日(23日~)から今月の地震注意期間に突入しています。(※レジまぐ版メルマガにて、毎月想定している中規模以上の地震が表面化しやすい期間を推測したもの)
本日は地震注意期間の二日目となります。
目次
本日2020年4月24日の地震活動傾向!
本日2020年4月24日は庚子年の「大安」。そして「植物学の日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向を見ていきたいと思います。
昨日(23日)の地震活動状況
昨日から「4月の地震注意期間(23日~26日)」に突入しています。実際、地震注意期間が始まった昨日、下記のように各地で中規模地震が表面化しています。
*4月24日06時19分 奄美大島近海 M4.3 震度2
*4月24日04時52分 青森県東方沖 M5.0 震度3
*4月24日01時38分 千葉県北東部 M4.1 震度3
*4月23日12時26分 福島県浜通り M4.2 震度3
*4月23日21時03分 長野県中部 M4.2 震度2
*4月23日13時57分 長野県中部M4.8震度3
*4月23日13時44分 長野県中部 M5.5 震度4
エリアごとに、解説(検証)をしておきたいと思います。
1)「 奄美大島近海 M4.3 」の影響
昨日記事にてお伝えしているようにマグマ活動の活発化に伴い誘発されてきた地震活動と推察しています。
霧島火山帯全体的にマグマ活動が促進しており、その影響のひとつとして捉えています。
ただ「奄美大島近海 M4.3 」の直接的な影響力はほとんどなく、今後への影響もないものと判断しています。
2) 「長野県中部 M5.5」の影響
昨日、最も直接的な影響力の高い地震となったのが「 長野県中部 M5.5 」です。本日発生後、多数の余震活動が発生。現時点でも余震は続いています。
**4月23日21時03分 長野県中部 M4.2 震度2
*4月23日13時57分 長野県中部M4.8震度3
上記は中規模の余震となります。
こちらも昨日記事で取り上げている注視対象エリアでの動きで、「マグマ活動の促進」に伴い誘発されてきた地震活動と判断しています。
十分推測できていた動きのひとつで、実際レジまぐ版メルマガ上では下記のような地震予測を経過観察。予測に対応した地震発生となっています。(観察期間中、抑制を受けた日が数日ありましたので、予測期間は許容範囲に)
*長野県・岐阜県・群馬県周辺
*M4.3~M6.8程度(複数地震の可能性)
*16日~22日まで
↓
■対応地震の発生
*4月23日13時44分 長野県中部 M5.5 震度4
浅め震源域での内陸断層型地震。多くの余震が生じていることは、地震エネルギーが上手く発散されていることを示すもので、好ましい流れと言えます。
ただ、根底に「マグマ活動の活力増」が存在していますので、上記中規模地震とは別に、今後も地震活動が顕在化してくる可能性が十分にあります。
地震活動だけではなく、「火山活動(噴火)の可能性」に関してもすでに想定しており、しばらくの間「岐阜県・長野県・群馬県周辺」での火山活動動向にも注視が必要と考えています。
昨日から現在までの地震活動推移を観察していると、今後
*大阪府・京都府・滋賀県周辺
への影響(地震活動の誘発)に注視が必要と推察しています。(地震予測などの詳細はレジまぐ版メルマガにて情報発信中)
やや規模のある中規模地震も念頭に推移を観察しておきたいと思っています。
3) 「青森県東方沖 M5.0」の影響
太平洋プレート上境界面周辺で生じたプレート境界型地震と推察しています。
このエリアでは、今週「自然エネルギー変動(地震エネルギー変動?)」が感じられており、こちらもレジまぐ版メルマガにて、下記地震予測を経過観察。予測に対応する地震となっています。
*岩手沖・青森沖・北海道周辺
*M4.3~M5.8程度
*21日~27日まで
↓
■対応地震の発生
*4月24日04時52分 青森県東方沖 M5.0 震度3
「青森県東方沖 M5.0」の”揺れ””地震エネルギー”伝達による今後の影響はあるものと推測。今後、一週間程度は周辺地域での中規模地震の誘発に注視が必要と考えています。
4)「千葉県北東部 M4.1」の影響
少々震源域の判断が難しい状況です。太平洋プレート上境界面周辺で生じたプレート境界型地震の可能性もありますが・・。
地震発生状況など複数要素を加味して考えると「大陸側プレート内部で生じた断層型地震」ではないかと推察しています。
前震(複数)・本震・余震
が揃う形の 前震・本震・余震 タイプとなっています。
「千葉県北東部 M4.1」の直接的な影響はほとんどありませんでしたが、「 前震・本震・余震 タイプ 」の場合、このまま収束する可能性が高いものの、まだこれから、さらなる規模の地震に繋がっていく可能性もあります。
そういう意味で、今後「三日間程度」は推移・動向に注視しておいていただければと思います。
5)「福島県浜通り M4.2」の影響
「福島県浜通り M4.2」は大陸側プレート内部で生じた断層型地震と判断しています。
こちらは「本震・余震タイプ」の地震。本日、余震が表面化してくるものと思われますが、あまり気にする必要はないものと考えています。
本日(2020年4月24日)の地震活動傾向
※上記「赤丸エリア」が本日地震活動が促進・活発化。主なる観察対象エリアとなります。
本日も全国的に低気圧環境下が続く見込み。気象環境的にはやや地震が表面化しにくい環境となりそうです。
ただ、本日は「4月の地震注意期間の二日目」。地震前兆の有無に関わらず、中規模以上の地震の可能性を念頭にしておいていただければと思います。
前項にて記した内容の他、本日注視しておきたいのが
*さらなるマグマ活動の促進の影響
です。
・霧島火山帯周辺(沖縄県・九州)
・富士火山帯周辺
での火山活動及び地震活動が表面化してくる可能性に注視しておきたいところです。
内陸部に関しては、「長野県周辺での余震活動」がおさまってきたころ以降に、周辺地域での誘発地震活動が本格的に表面化してくる可能性が高いものと考えています。
本日を含め、今週末から来週初めにかけての”流れ”として地震活動・火山活動を意識しておいていただければと思います。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて地震前兆と判断できる要素は感じられていません。しかし、地震活動が誘発されてくる可能性を感じる要素は複数存在。
地震エネルギー変動など、現在、注視要素も複数存在している状況です。
マスク関連情報
今週初めに、「シャープ」が国内にて生産した不織布マスクの販売を開始することをご紹介いたしましたが・・。
何やら反響が大きかったようですね。シャープHPへのアクセスが急増したことによるサーバー障害が発生してしまったとのこと。
私個人的には、現在使用している「布マスク」で十分なのですが、まだまだ一般市民の間でも「不織布マスク」の需要が高いということなのかもしれませんね。
ただ、先日もお話したように中国での感染症がピークを過ぎたことから、中国での生産が徐々に回復。日本にも従来輸入されていた不織布マスクが輸入されるようになってきています。
でも、近所のお店で、なかなか不織布マスクが売られていないと感じている方も多いのも事実かと。
どうやら、そこには二つの要因が存在しているようなのです。
ひとつが世界規模で「不織布マスクの争奪戦」が始まっているということ。今まで、マスクをほとんど使用していなかった国でも、マスク需要が高まったことから、中国で生産されている不織布マスクの争奪戦が繰り広げられているとのこと。
その結果、マスク生産は順調に回復していても、日本に今までのルートでの仕入れが難しくなっているようなんです。
ですから、通常のドラックストアーなどでは、不織布マスクがなかなか入荷されない状況に。
反面、今までマスクを取り扱っていなかった異業種にて、中国との取引ルートを有している企業・会社などが独自で不織布マスクを入手・日本で販売するようになっているのです。
ですから、街中でも”マスク”とは無縁のアパレル店や飲食店などまったくの異業種の店舗で不織布マスクが販売されているんですね。
ネット上でも同様に本来マスクを取り扱っていた店舗がの入手は難しいものの、反面、こちら(個別包装の不織布三層構造マスク・50個入り)のように、もともとマスクとは無関係の店が中国との生産ルートを活かして、マスクを入手・販売するようになっています。
ゆえに、使い捨ての不織布マスクが必要という方は、今までの固定観念を捨てて、ドラックストアーなどを探すのではなく、まったくの異業種店舗にて不織布マスクが販売されている可能性があることを念頭にしておくといいかと思います。
ちなみに、昔は「不織布マスク 50枚入り」で¥1,000円程度で購入できていたわけですが、現在は世界的なマスク争奪戦の影響も重なって、価格が高騰しているのが実状です。
そういう意味で今は上限にて
*¥4,000円程度/50個入り
なら、妥当な価格と考えていいかもしれません。シャープのマスクも「約¥3,300円/50個」ですからね。
逆に言うと、使い捨ての不織布マスクにて「¥5,000円以上/50個入り」などは、さすがに、ぼったくり感がありますので、避けるようにしておきたいものです。