【2019年7月9日】体感地震予測※富士火山帯周辺での地震活動促進
昨日も関東周辺では、あまり気温が上がることはなく、夕方以降は”涼しさ”が増す環境となりました。
今朝も涼しさに満ちた空気。
本日も梅雨空の一日となりそうです。
目次
本日2019年7月9日の地震活動傾向!
本日2019年7月9日は己亥年の「赤口」。「くじらの日」なんだそうです。そんな本日の地震活動傾向をみていきましょう。
昨日(8日)の地震活動状況
昨日も地震活動に大きな変化は変動はなし。全体的な傾向としては、地震発生数もほとんど変化はなく、適度な地震エネルギーの発散が継続する流れとなりました。
「火エネルギー」の増加に伴って、マグマ活動の促進&関連地震活動の発生に注視していたわけですが。
昨日、「富士火山帯周辺」にてマグマ活動に関連した地震活動が促進&表面化傾向となりました。
そんな動きのひとつとして、下記のような中規模地震も発生しています。
*7月8日22時54分 神奈川県西部 M4.3 震度3
「神奈川県西部」といっても、度々地震活動が生じている「箱根地区」ではなく、「丹沢山周辺」での地震活動となっています。
この地震の発生に関して、少し気になる要素はありますが、上記地震活動自体はまったく問題のない動き。今後への影響もないものと判断しています。
一昨日に続いて、昨日も「関東周辺」では地震活動が促進されることとなりました。
*7月9日01時24分 茨城県沖 M3.6 震度2
*7月8日19時18分 千葉県南東沖 M3.7 震度1
*7月8日17時21分 茨城県沖 M3.5 震度1
上記のような有感地震も複数発生。その他、微小・小規模地震も多数表面化しています。
先週初めに、生じていた前兆(予兆)が地震活動へと繋がってきている・・そんな流れと捉えています。
本日(2019年7月9日)の地震活動傾向
今日は梅雨前線の影響範囲が拡大する見込み。「北海道・東北北部周辺」を除いて、雨or雨模様の一日となりそうです。
地震が表面化しにくい気象環境となるかと。
本日も地震活動に大きな変化・変動はないものと考えています。
雨のお天気となりますが、本日も
*マグマ活動に関連した地震活動
は、やや活発な状態にて推移するものと推測。
*霧島火山帯周辺(鹿児島県・熊本県・長崎県周辺)
*富士火山帯周辺(伊豆諸島・静岡県・神奈川県・山梨東部周辺)
では、微小・小規模地震が表面化傾向にて推移するものと考えています。
昨日同様に、”揺れる程度”の中規模地震も表面化してくる可能性はあるものと考えておいていただければと。
ただ、基本的にはあまり地震のことは気にする必要はないものと考えています。
地震前兆の有無
昨日から今朝にかけて、地震前兆と思える要素は感じられていません。体感的にも特別取り上げるべき要素はありませんでした。
くじらの日
今日は「くじらの日」とのこと。由来は、かなり単純で「9(く)」が付く日だから、くじらの日としたそうです・・。
なんか、語呂合わせにしても、理由が弱いような気も(笑)
”くじら”と言えば、日本においては、貴重な食糧として、長き期間愛されてきているのですが。
”動物愛護”の観点から、世界的に捕獲規制対象となっています。
ただ、私の考え方としては、まず基本として
*乱獲はダメ
*個体数が基準を超えて減少しているものは、捕獲しない&捕獲制限する
ということを大前提とした上でのことですが・・。
*単にくじらは愛くるしくて、知能レベルも高い生き物だから愛護する必要がある&食料としてはダメ
という考え方には、否定的です。
まあ、昔から捕鯨をしていない国・地域の人々にとっては、「くじらを食料にするなんて、ひどい」といった思いを抱きやすいのはわかります。
確かに、様々な食材がある現状にて、「新たな動物を食材とする必要はない」という考え方には、私も賛成です。
しかし、「くじら」のように、もともと昔から食文化を築いている地域・国の人々がいる場合には、その人々の文化を許容することも大切だと思うんですよね。
これも、「多様性」のひとつの要素です。
おそらくは、日本だけではなく、世界共通の要素だと思うのですが・・。本来、人は伝統・文化として「食への感謝(自然の恵みへの感謝の気持ち)」を大切にしてきています。
これはある意味、自然界の摂理のひとつと言えるものです。
*くじらを食するのは、”可哀そうだから”ダメ
といった意見を度々聞くことがあるのですが、正直、ちょっとそれは、自然界の摂理に沿っていないといいますか・・。感情的にも違和感を感じるんですよね。
”くじら”を食べるのは可哀そうだからダメなのに、”牛”はOKって・・”牛”は可哀そうではないということなの?
ということになっちゃいますので。
実は、今月(2019年7月)
*31年ぶりに商業捕鯨が再開
というニュースがありました。
今後は、スーパーなどで「くじら肉」が買えるようになるかもしれませんね。
ただ、商業捕鯨禁止の時期が長かったことから、現状、日本においても、「くじら肉」は食として、なじみの薄い存在となっています。
食としての需要が増えるようなら、その需要にこたえる形で捕鯨が継続されていくのは、良いかと思いますが。
食の需要が拡大しないのに、「商業重視」にて、捕鯨が促進されていくことには、注意が必要かと。
ちなみに、時折日本においても、浜にくじらが打ち上げられたりすることがあります。
そんなときに、「大地震の前兆」と結びつける噂が必ず、出回りますが・・。
*”くじら”の浜への打ち上げを地震予知につなげることはできない
ので、そのような都市伝説的な噂情報には惑わされないようにしましょうね。