本日2018年7月30日の地震活動傾向!台風12号の影響(地震活動の誘発)は?
先週末は、各地で「台風12号の被害」が生じることとなりました。
今朝も威力は衰えたものの、九州西方沖周辺に位置しており、影響力を発揮しています。
今回の台風は、久しぶりに「自然環境の変化・変動」を生じさせることとなりましたので、今後、「地震活動」「火山活動」にもその影響が表れて来ることが推測されます。
今日は、そんな「台風の影響」を中心にお話したいと思います。
目次
本日2018年7月30日の地震活動傾向!
先週末(28日~29日)の地震活動状況
台風12号は、「小笠原諸島・伊豆諸島」から「愛知沖」を通り「紀伊半島周辺」から上陸。その後「奈良県・大阪府周辺」を通り、「瀬戸内海沿い」を進み、「福岡県・佐賀県周辺」「熊本沖」へと至っています。
「関東周辺」から遠ざかる軌道となったことから、地震活動が抑制される期間は短く、早々に地震活動は表面化傾向となってきています。
*7月29日09時58分 栃木県北部 M4.3 震度3
*7月28日02時58分 千葉県東方沖 M4.2 震度2
*7月27日15時24分 岩手県沿岸北部 M4.2 震度2
上記のように、東日本では複数の中規模地震が発生する形となりました。
「大阪府・奈良県周辺」でも、台風の影響が早々に消滅したことから、小規模ながら有感地震が複数発生してきています。
ただ、現時点までに表面化してきている地震活動には、特に気になる要素は無く、大きな変化などを感じることもありません。
現時点では、適度な地震エネルギーの発散が行われている状況です。
本日(2018年7月30日)の地震活動傾向
本日、「九州周辺」では、台風12号の直接的影響がまだ存在していますので、「地震活動」「火山活動」に変化が生じて来るのは、明日以降となりそうです。
「九州周辺」以外の地域では、地震活動も再び、活発化。表面化傾向にて推移していくものと考えています。
台風12号の影響も早々に表面化してくる可能性があるかと。
先週末の記事にて、お話していますが、今回の台風は想定していたように、「土エネルギー(地殻の歪、地震エネルギーなども含む)」に引き寄せられるかのような形で推移することとなりました。
現状、「関東周辺」よりも「フィリピン海プレート周辺部」の方が土エネルギー(地殻の歪)が多く存在していることがあらためて、わかった次第です。
台風12号の影響として、「地震誘発要因」となるのが下記要素です。
- 強い気圧変動
- 台風エネルギーの付与
- 風エネルギー(活性力)
今後、上記要素の影響によって、「地震活動」「火山活動」が誘発されてくるものと考えています。
現時点で具体的な予兆などが生じているわけではありませんが、ここまでの推移から「地震活動」に関して、台風12号の影響に注視しておく必要があるエリアが下記です。
- 小笠原諸島周辺・伊豆諸島周辺
- 愛知沖周辺
- 房総半島沖周辺
- 大阪府・奈良県周辺
- 福岡県・佐賀県周辺
他にも注視しておくべきエリアはありますが、特に上記エリアの推移はしっかりと観察しておきたいと思っています。
”揺れる程度の中規模地震”は、複数表面化してくるものと考えておいていただければと思います。
「九州周辺」への影響に関しては、本日の台風動向を加味しておく必要があります。本日も推移をしっかり観察ですね。
また、「火山活動」に対する影響としては
- 雲仙普賢岳(長崎県)
への影響の有無が気になる要素に。火山活動が活発化、多少、「火山性微動」などが表面化してくる可能性があるものと考えておきたいと思います。
地震前兆の有無
先週末から今朝にかけて、地震前兆と思える要素は感じられていません。
体感的にも、ほとんど感知出来る要素は無い状況。本日の「体感変化」に注視ですね。